CALCULATOR
PDF測定Q範囲の設計
格子定数と測定範囲から,主要な低角Bragg反射の収録可否とPDFの実空間分解能を確認する計算ツールです。
- Q範囲
- —
- Δr ≈ π / Qmax
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- 代表反射の収録数
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| 反射 | d [Å] | Q [Å−1] | 2θ [°] | 判定 |
|---|
使い方
格子定数 a,X線波長 λ,測定するQ範囲を入力してください。初期値は,a = 16.99 ÅのZIF-8と,λ = 0.496054 Åの測定を想定しています。表の「収録」は,反射位置がQmin以上かつQmax以下にあることを意味します。
例えばQmin = 0.70 Å−1では,ZIF-8の(110)反射は低角側で失われますが,(200)以降の代表反射は収録範囲に入ります。Qmaxを大きくすると,PDFの概算実空間分解能 Δr ≈ π/Qmaxは小さくなります。
計算方法と注意
d = a / √(h2 + k2 + l2)Q = 2π / d2θ = 2 sin−1(λ / 2d)Δr ≈ π / Qmax
このページは,立方晶の格子から計算した反射位置だけを示します。構造因子,原子散乱因子,反射強度,装置分解能,検出器の受光効率,バックグラウンドは考慮していません。そのため,「収録」は実測で明瞭なピークが得られることを保証するものではありません。
PDFの実際の品質は,QminとQmaxだけでなく,補正・規格化,バックグラウンド処理,測定時間,統計精度,および高Q側のS/Nにも依存します。PDF解析で用いる規格化関数の定義によって式の表記は異なりますが,このページではQ範囲設計の目安としてΔrを表示しています。